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生産者の方は、誰もへこたれていないんです

─── 話は変わりますが、地震や放射能関連での影響や風評被害などは?

うちは直接の被害はなかったのですが、3月11日からの20日間はさすがに、通常のお客様はいらっしゃいませんでしたね。
15日あたりからは親戚の避難などを無償で受け入れていました。
4月10日以降は県の避難民受け入れですね。それが7月いっぱいで終わるので、8月からは通常のお客様の予約が入っています。主に各大学の団体予約なんですが、もう結構予約が入っちゃってますね。

放射能については、ワカサギは検査で引っかかりましたね。
本当はまだ解禁(11月)ではないんですが、試験場でたまたまとっていたのを、検査したんです。
その10日後に計ったら、数値は100ベクレルほど下がっていたんですよ。それで今、どのくらい下がっているのか計りたいんですが、検査する個体が(解禁前で)確保できないので、計れないんです。

他にニュースになった淡水魚で言えば、鮎などはちょうど解禁直前だったので、仕方ないタイミングだったと思うんですが……。

─── ありがとうございました。是非機会があれば、大根のステーキを食べにお邪魔させて頂きたいと思います!

【取材後記】
温泉民宿えんどう のお客様は、96%くらいがリピーターなのだそうです。
その露天風呂は、なんと手造り! ですが、言われなければ手造りとは気付かない立派なお風呂です。
さらにその温泉も、遠藤さん、かつて自前のボーリング機を用意して掘ってしまったといいます。

何でも自分でこなしてしまう、裏磐梯の壮年実業家と言えそうです。
毎日100件近くは電話がくると言う遠藤さん、畑でトラクターに乗っているときも、インカムを装備していつでも電話に出られるようにしているそうです。